Discography
Butterfly Mode
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Single 2曲
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01 Butterfly Mode 7:10
02 Ambiguity 4:00
Butterfly Mode
- 昆虫は、複眼、単眼、触覚、4枚の羽根、6本の足などを持っていて、様々な環境に適応している。一生のサイクルが早く、数も多い。コンパクトに機能化する方向に進化したのが昆虫だとすれば、それとよく似ているのが携帯電話。昨今の携帯(スマホ)は、電話の他に、メール、ネット、ゲーム、フォト、音楽、など多様な機能が小さなボディーに集ってモード化されている。「Butterfly Mode」は、昆虫的=携帯的音楽で、つぎの5つのモードからなる。
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Mode1. 飛翔 (imago)
Mode2. 産卵 (eggs)
Mode3. 脱皮 (caterpillar)
Mode4. 眠 (pupa)
Mode5. 羽化 (emergence) - [飛翔]はフルート系の楽器を使った旋法 [C, Db, (Eb), F, F#, Bb, B, C] を基にしています。着信メロディが鳴り、野原での[産卵]。生まれた幼虫は、小さな幼虫から、大きな幼虫(キャタピラー)へと[脱皮]する。モンタージュ的なフラッシュバックのあと、形態変化(メタモルフォーゼ)して蛹へと。[眠]りの期間、歌が聴こえたあと、変化は目覚めの直前まで。モードが変わり、[羽化]の知らせ。ノイズ・スクリーンと「かんたんセリエル」による。「5つのモード」のトータルタイムは7分10秒。
- (注)この曲で「モード」というのは、携帯(スマホ)などで「かんたんモード」とかいう場合のモードと、旋法的なものの意味合いと、両方かけて使ってます。
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1. 飛翔/成虫 (flying/imago)
2. 産卵/卵 (laying/eggs)
3. 脱皮/幼虫 (growing/caterpillar)
4. 眠/蛹 (sleeping/pupa)
5. 羽化 (awakening/emergence)
各モード(別表記)
Ambiguity
- タイトルは「曖昧さ」「両義的な」という意味で、アンビバレンスとは違う言葉という。
- UTAUの歌唱によるループの箇所は「ことばはうたになって」